[う]「沈まぬ太陽」を読んでる中

「沈まぬ太陽」を読んでる中

先日、超久々に小説の単行本を買いました。

山崎豊子の「沈まぬ太陽」。


沈まぬ太陽 5巻

まだ1巻目を読み終えたところなので肝心なところは全く分かってないんですが、ざっくりとあらすじをば。

*

国際航空(NAL)社員・恩地 元(おんち・はじめ)は、労働組合委員長として会社経営陣と対立、ストを起こすなどして要求は勝ち取るものの、会社の報復人事により8年にもわたり海外僻地で勤務することに。

ようやく帰国したところで御巣鷹山での飛行機墜落事故が発生。閑職にあてられていた恩地は遺族係となり奔走、苦悩する。

その後、会社が新体制となり、恩地は会長室部長に抜擢されるが・・・。

*

私は会社で人事を担当、組合活動の経験もあるので、国際航空の対応に憤りを感じたり、一方であまりに愚直な主人公に「もうちょっとうまくできないものかねぇ…。」と思ってしまったり。

そーいや以前、私が労組のナントカ部長になったとき、親に「組合にあまり首突っ込むな」みたいなことを言われた記憶があるんですが、この本を読み始めて、そう言われた理由がなんとなく分かってきました。(ウチの会社は、小説に書かれているような労使対立の状況にないんで問題なしですが。)

会社側・主人公側双方の立場でいろいろ思いつつ読んでるんですが、いやー、先が気になる気になる。完全に「沈まぬ太陽」の世界に引き込まれてます。

さて、
この「沈まぬ太陽」は、これまで映像化不可能と言われていたようです。

「国際航空」「NAL」「御巣鷹山」…。これを見ればどこの航空会社がモデルになってるか分かっちゃいますよね。そういう事情に加えて、海外僻地でのロケが必須になること、飛行機事故のシーンを慎重かつ壮大に描かなければならないこと、予算が膨大になること….この辺が「映像化不可能」と言われた所以でしょうか。

が、2009年秋、ついに映画化されます。

朝日新聞の記事によれば、主演・渡辺 謙、上映時間は3時間20分になるかも、とのこと。

うーむ。3時間20分でも短いような気がする…。

そこをなんとかするのが監督の腕の見せ所なんでしょうけど、時間に縛りがあることで変に内容が薄くなっちゃわないかちょっと心配。個人的には、「白い巨塔」とかNHK大河ドラマみたいに、至る経緯や細かい心理状況なんかをしっかり描写して、半年~1年かけてドラマ化してくれた方が嬉しいかも。(ドラマ化されたらされたで、「なんで毎週いいところで終わるねん!」とイライラしてしまいそうですが^^;)

何はともあれ、残り4巻、楽しみです。

(あー、これを機に読書にハマってしまうかも…。ヤバスw)

iconicon 沈まぬ太陽全5巻セットicon – ブックオフオンライン