メイショウサムソンは地味だ

メイショウサムソン

ディープインパクトがロンシャンを走る前に、春の二冠馬・メイショウサムソンが中京を走ります。が、なんなんでしょう。超地味です。去年の春の二冠馬・ディープインパクト(結局は菊花賞も勝って三冠)のときはヤイノヤイノの大騒ぎだったのに、今年は超地味。ってことで、その地味さ加減を探ってみます。

メイショウサムソンが地味な理由

まずはどうしてメイショウサムソンが地味なのか、思い当たるところをピックアップしてみた。

  1. 「メイショウ」だ。
  2. 「サムソン」だ。
  3. 主戦ジョッキーが石橋だ。
  4. ダービー出走前に10戦も消化している。
  5. 皐月賞を1番人気で勝っていない。

1について。私の中で「メイショウ」と言えば「メイショウホムラ」「メイショウドトウ」「メイショウボーラー」あたりが頭に浮かぶが、メイショウホムラはダートの地味専。ドトウ、ボーラーはG1を勝ってるんだけど、どうもイマイチ君な匂いがぬぐいきれない。ってことで、「メイショウ」=「イマイチもしくは地味」という深層心理が働くんですな。

2について。「サムソン」と言えば「サムソンビッグ」だ。 ナリタブライアンが三冠を達成したその年、三冠レース全てに出走したのは前記のナリブーとサムソンビッグただ2頭。一方がオール1着だったのに対し、サムソンは17、18、18着。皐月賞でトラストカンカンに先着してなければオールビリッケツのツワモノだ。ってことで「サムソン」にはそんなイメージが。

3について。石橋ジョッキー。G1初制覇がデビュー22年目でメイショウサムソンの皐月賞。初騎乗初勝利という鮮烈デビューにもかかわらず。ってことで武豊なんかと比べると相当地味。

4について。通常、勝数が多くなったり重賞を勝ったりすると獲得賞金が増え、レースでしょう斤量が増えてくる。が、10戦もしてるとなると「へぇ、なかなか勝てなかったんだ~」みたいに思える。三冠馬ナリタブライアンもダービー前に10戦してるんだけど、そのうち5つの重賞勝ちがある。一方メイショウサムソンはと言うと、重賞勝ち2つ。ようするに、「皐月もダービーも、偶然勝っちゃったんじゃね?」みたいに思えるのだ。

5について。4と似たような感じだが、皐月賞は6番人気という低評価だった。ダービーこそ1番人気だったが、他にこれといって人気になりそうな馬もなく(アドマイやムーンとかフサイチジャンクとかいたけどどうもイマイチ)、押し出された感じの1番人気。これも「偶然勝っちゃったんじゃね?」と思わせる要因だ。

ってことで、1~5の要素が複合的に合わさり、トータルして「メイショウサムソン=地味」の図式が成り立っているように思います。

特に5については、1975年以降の地味系春の二冠馬に共通して見られること(アイドル系:カブラヤオー、トウカイテイオー、ミホノブルボンは皐月賞を1番人気で勝利。地味系:カツトップエース、サニーブライアン、ネオユニバースはそれぞれ16番人気、11番人気、2番人気で勝利。当然のことながら、三冠馬になったミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクトは全て1番人気で勝利。)であり、メイショウサムソンの地味さ加減を歴史的にも後押ししているような気がします^^;

で、迎える秋緒戦・神戸新聞杯。今年は「神戸」と言いつつ中京競馬場で開催なんだけど、ここで弾みをつけて、ぜひぜひ「地味系初」の三冠馬、狙ってちょーだいね♪